いじめのフラッシュバックの終え方は手紙を書くことで見えてきた
中学3年間いじめられて、手紙を書くまで辛いことがあるとフラッシュバックで死にたくなってました。
いじめのはじまり
入学式、他校の知らない人に混じって、小学生からいじめられてたヤツがいて、私の風貌がとてもヤツに似ていたということでいじめが始まった。
元々一匹狼タイプで、グループに所属するということが苦手だったのもあり、ヤツとニコイチ扱いされつつ3年間同じクラスにされ、2年生3年生になると、下の学年からも暴言やモノが飛んできたりしてた。
でも、いじめ主犯格と取り巻きたち、それを遠目で見てる人たち、全てに負けることはしたくなくて平気なフリしたり、ヤツとの中に割って入ったりそんな毎日で、生活は荒れてた。
卒業して終わると思った
みんなが進路を考えだした3年の最初くらいには、いじめなんてなかったかのようにみんな自分のことに集中しだした。私は自分が幽霊になったようで不気味で嫌だった。
でも、卒業したら誰も知らない学校に行ったから、全てが終わると思ってた。全部忘れて。
フラッシュバック
当時はそれがよく耳にするフラッシュバックだとは思わなかったけど、不安感やうつ状態になると中学の嫌な場面が頭をよぎるようになった。「臭い」「汚い」「キモイ」幻聴が聞こえて、電車とかで人が大勢いる所では自分の悪口をみんなが言っているように感じて余計に悪化した。
自殺願望
いじめのフラッシュバックで追い打ちをかけられるように罵倒されるのが続いて、仕事が上手く行っていないという理由だったのに、踏切に飛び込もうとした自分がいた。
手紙をかいてやろう
なんとか打開策はないかと考えて、嫌なことを全部ぶちまけてやろう、罵ってやろうとその主犯格たちや助けてくれなかった大人たちに手紙を書くことにした。実際に投函はせず、書けるだけ書きなぐった。当時を思い出して泣きじゃくりながら何十枚も汚い言葉を使って書いていった。
本当の気持ち
なのに、最後に出てきた言葉は「友達になりたかった」だった。
そうか、自分はあんなことされたかったのにみんなと友達になりたかったのか、と思ったら気持ちがスッとしてフラッシュバックすることがなくなった。
凄く憎んでいたつもりだったけど、心の奥底では違うことを考えていたことに凄く驚いた。
もう一度会う機会があっても友達にはなりたくないけど、なりたかった気持ちは大切にしておこうと思った。
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