ホームページ制作の値段の決まり方

よく○○円で作ります!という広告があったりしますが、実際に活用しやすいホームページを制作する場合、ページ数などでは値段は決まりません。

比重として重いのは機能性とデザイン

金額として重くなってくるのはこの二つです。

機能というと、パッと思いつかない人も多いと思いますが、例えば「トップページにお知らせ記事を6件出したい」というのも機能に含まれます。イベント開始まではトップページに表示して、終わった記事は過去記事にだけ表示するなどもあります。

1つ1つにいくら、という見積りはなかなか出さない所が多いと思いますが、金額を抑えたい場合はどんな機能があるか、自分や一般ユーザーにとって必要かどうか長期的に検討されるのがおすすめです。あとから、入れておけば良かったと改修をする方が高くつくこともあります。

デザインは、依頼者が具体的に欲しいデザインを持っていない場合や、デザイナーとの相性が悪い場合は、何パターンも作ることになり、金額が高くなります。デザインをする前に、よく擦り合わせる、デザイナーの意図するデザインの説明を受けるなどしてできるだけ1パターンを修正していく形で済むようにするなど工夫が必要です。

また、だいたいはトップページと他に1ページのみデザインすることが多いですが、何ページもデザインするとその分高くなります。

見落としがちな機能

一般ユーザー向けのホームページですが、実は依頼者(ホームページの運営者)にとっても使いやすく機能をつけることも多々あります。システムが複雑すぎて更新しずらいとなれば本末転倒なので、カテゴライズをいくつかに分たり、名称をわかりやすいものに変えたりも機能になります。(これは、金額としては浮かび上がりにくいですが。)

管理画面側の状態も見積り時に相談すると良いかもしれません。自分のパソコンスキルのレベル感を知ってもらうと、この機能は必要だな、この機能はなくても良いかなという話ができます。

「私はインターネット不得意だから」

これはたまに言われるのですが、そうなると不用意に高額で高性能なものが提案されてしまうかもしれません。やってみたら簡単かもしれません。「やるぞ!」という意気込みで、制作会社と「一緒に作る」ことを意識してみてください。

逆に、そういう説明をめんどくさがる会社はおすすめしません。ホームページはアップデートしていかないといけないものです。長い付き合いになることを考えると親身になって、丁寧に相談に乗ってくれる会社を選んでください。

この記事をシェアする

関連記事

なぐログ
   

ナクジイ

猫4匹と同居。中学生から独学でWeb制作を始め仕事として10年ほど。Web制作依頼でお困りの方にも相談しやすく伴走したいと思い制作ノウハウだけでなく依頼者向けのコンテンツを提供。訳あって週4勤務中。おっとりしてそうに見えるらしいが、結構じっとしていられないタイプ。

Page Top