適応障害ピーク時の症状一覧
コロナが日本で始まり出した2020年、適応障害を発症しました。症状は人によって違うと思いますが、自分を振り返ったり、まわりでそんな人がいたら気にかけてほしいです。
自覚した症状、まわりから見た症状
受診、休職前
周りから見てもおかしいと言われていた頃の症状です。それでも、自分では不思議なほど自覚症状がなく「大丈夫!働ける!」と思っていました。休職も1ヶ月で良いとさえ考えていました。
- イライラして泣き叫ぶ、物を壊す、部屋を歩き回る
- 突然泣く
- 思考の偏り(〜しなきゃいけない)
- 常に吐き気があり、嘔吐する
- 動きが鈍くなり食事に1時間以上かかる
- 食事を口に含むと、えずき飲み込めない
- 常に仕事の段取りや不安なことが頭を離れない、自分でやめることができない
- どんなに好きなTVや音楽でも見たり聞いたりすることが苦痛
- 2時間ごとに目が覚める
- 寝付くのに3時間かかる
- 寝ていないのに眠気が常になくハイの状態が続く
- 突然焦燥感や不安にかられて心臓がバクバクする、胸が痛む
- 誰かを背負っているくらいの重み(倦怠感)で姿勢を保てず腰がまがり、首を上げられない
- 掴まらないと立てない、歩けない
- 足をあげることができず足を引きずる様に歩く
- 体が強ばりリラックスできない
- 何もしていなくても息苦しくゼーゼー息をする
- 耳鳴り
- 真夏でも寒く冬用布団を使う
- 座っていてもめまいがして椅子から落ちる
- まぶたが重く目をあけられず常に閉じている
- 記憶がおかしいと感じる、毎日会う人の名前も忘れてしまう、物の名前がでてこない、覚えられない
- 話そうとしても主語や述語が前後し話が組み立てられず会話が成り立たない
- 集中力の低下、何も手につかない
- 職場などいつも行く場所へ行くのに迷子になる
- 突然の思考停止(会話中にボーッとしてしまう)
- 自殺が必要だと思い込み、方法や完遂計画、タイミング、無理心中の検討する
- 衝動的な自殺念慮 踏切への飛び込み、包丁で刺そうとする
4ヶ月の休職後
3ヶ月の休職予定が、社長と面談を続けた結果、4ヶ月に長引きました。この時でもまだ働けるのにまわりがおかしいと感じていました。ともに、矛盾して体調の悪さも自覚し始めました。
- 動きの鈍さがましになった
- 目が覚めるのが2時間ごとになった
- 寝付くのにかかる時間が1時間に短縮された
- 仕事のことや不安なことが駆け巡り眠れない日が少し減った
- 物の名前がでてきにくい程度に回復した(ただ、完全に忘れてしまった事も多い)
- ゆっくり、止まりながら話をできるようになった
- 20〜30分程度であれば、たびたび目を逸らしながらTVを見られる
- ゆっくり食事ができる
- 姿勢が猫背がひどい程度に戻り、背もたれがあれば座っていられるようになった
- 足を引きづりながらでも、30分程度なら休憩を挟めば歩けるようになった
- 体が重く、掴まり立ちが必要
- 日によって/疲労によって、まぶたが重い
- 日によって/疲労によって、心臓がバクバクする、胸が痛む、吐き気がある
- 日によって/疲労によって、息苦しくゼーゼー息をする
初めは不眠からだった
症状のピーク前は、やはり不眠から始まったと思います。会社への愚痴が増え、仕事のことが頭を駆け巡り興奮状態のまま眠ることができなくなって2ヶ月後くらいから徐々に悪化していきました。
衝撃だったこと
動けなくなったことと、食事ができなくなったことが一番驚いたことです。数ヶ月前までは普通だったのに、突然階段の上り下りも肩で息をしながら一段ずつ座って滑るように降りていました。食事も口に入れて飲み込もうとすると吐きそうになってしまい、食べることができない日が突然来て驚きました。
辛かったこと
仕事で周りに迷惑をかけるのが一番辛かったです。仕事でもプライベートでも自分は役に立たない、いらない人間だと感じました。できるだけ自分でしたいのにそれが実行できない。頭が混乱してちゃんと喋ることもできず、思いを伝えられないことも辛かったです。
周りの声で通院、休職を決断した
私は、理解のある周りの人に「おかしいよ」と止められて通院しましたが、言ってくれる人がいなければ、いずれ動けなくなり突然仕事にでられなくなる日が来ていたと思います。
おかしいと言われた時に半信半疑でも病院へ行くことができてよかったです。
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